こんにちは、ルカです。
YouTubeでBlenderのチュートリアルをひたすらやり続けて、ようやくほんの少しだけ操作に慣れてきました…!
でも、最初のうちは本当に簡単そうなモデリングでも「そのショートカットなに??」「ウィンドウどこから出てきた???」というのがいっぱいあって、動画を1秒単位で止めて観てました。笑
わたしはモニターで作業しつつ斜め下に置いたMacBookProでチュートリアルを流しながら取り組んでいるため、何度も動画を止めて見比べて…というのが大変で、「何か効率の良いやり方ないかな?」と悩んでいました。
そんな中見つけた、「こうすれば効率良いかも!」と思った方法があったので、Blender初心者で操作が全然わからない、簡単なモデリングもめっちゃ時間かかるという人がいたら、ぜひ参考にしてみてください。
基本操作と最低限のショートカットを覚える
まずはチュートリアル!!と行きたいところなのですが、基本操作やショートカットがわからないとストレスたまってもういいや…ってなります。
チュートリアル動画では、ほぼ全員がショートカットを使います。例えば、移動はG、回転はR、サイズ変更はS、押し出しはEなどショートカットを使うことが当たり前で、いちいち矢印を持って移動するといったことをしている方はいません。
そのため、短い動画でも何度もショートカットを使うことになります。基本的な操作やウィンドウの見方、そしてショートカットを覚えておかないと、何度も詰まってあれなんだっけ?となるので、一通りまとめて基礎知識をインプットできる動画を観ておくのがおすすめです。
また、これは本よりも実際に動かしているところを観る方がわかりやすいです。
おすすめは以下の動画↓
「ワニでもできる」シリーズはVRChatのアバターを作るためのものですが、ざっと観ておくと基本操作が身につきます。とっても説明がわかりやすくて助かりました。
Varyさんの「ゼロから始めるBlender入門」シリーズは、すべて観ておくことをおすすめします!ノードというなかなかわかりにくいものの説明や、こんなショートカットあったんだ!みたいなのがたくさん出てきます。
あと、無理に覚えようとしないで慣れる感覚でやっていけばいいとたびたび励ましてくれるのもとっても良いです…!
他にもBlenderの基礎的な動画はたくさんあるのでどれでもいいのですが、迷ったらぜひ上記2種類の動画を観てみてくださいね。
チュートリアルを進める時のコツ
基本操作を覚えたら、次はいよいよチュートリアルです。
わたしははじめ、サムネイルを見て「これかわいい!作ってみたい!」と思って動画を開始して、何度も止めながらすこーしずつ進めていました。
でも、このやり方は効率が悪いのであまりおすすめしません。なぜなら、止めるたびにわからないことを調べる→作業再開と、違うことを何度も繰り返すので、ストレスがたまるからです。
これでも確実に力はつくし全然いいのですが、いちいち動画を止めるのが大変、もう少し効率アップしたいという人は以下のことを試してください。
動画を最後まで一通り観る→作業する
まずは、動画を最後まで一通り観るのがおすすめの方法です。
めんどくさい!と思うかもしれませんが、この流れの方が作業しやすいです。
最初は必ず5分くらいでできるチュートリアルを選ぶようにしましょう。一見簡単なものでも初心者にとっては結構難しいので、球や立方体をベースとしたチュートリアルがおすすめです。
M designさんの5分でできるシリーズなどとても良いと思います↓
(この記事のアイキャッチ画像はこの動画を観て作りました)
5分ちょっとくらいのモデリングなら、一回観て、もう一回観ながら作業をしたとしても、30分〜1時間以内には収まると思います。
以下の記事で説明しているクッキーも、5分ではないですがわりと簡単でかわいくてよかったです↓

では、1回目通して観るのには何の意味があるのか?次で説明していきます。
わからない部分を止めて調べる
1回目観る時に、必ずわからない部分が出てくると思います。
「あれ?ここってどうやってるんだろう」「この機能ってどんな意味があるんだろう」などいろいろ疑問が出てきます。
1回目は、これらの疑問を解決するために観ます。簡単にメモしておくなどしてもいいと思います。
一通り解決しておけば、実際に作業するときは「あの詰まったところだな」と思いながら進めることができるはずです。
先ほどもお伝えした通り、「わからないところ発見→調べる→作業に戻る」「確認するために何度も止めて戻す」という作業は、時間をとるだけでなくストレスになります。
そのため、一度観て疑問を解決して、二度目はだいたいの流れを掴んだ上で進める、というやり方をおすすめします。
また、最初は5分のモデリングでもたくさん困ることがあると思いますが、2つ目、3つ目、とたくさんモデリングしていくと、徐々に疑問が減っていきます。
実際、わたしも移動や回転のショートカットでさえ戸惑っていましたが、それらはもう慣れてきたので、詰まる箇所が前よりも格段に減りました。
完成形がどこなのかを知る
1回目観る時に、完成形を確認しておくのも非常に重要です。
というのも、サムネイルの画像がとても綺麗!自分も作ってみたい!と思っても、最後のライティングやカメラの位置設定、構図などを説明していない場合がたまにあります。
モデリングはたしかに完成するのですが、自分が想像していたサムネイルの画像のような仕上がりにならないな…と思って最後の最後に気が落ちてしまうことも。
ライティングやカメラ設定に慣れている人なら最後はこんな感じね、と設定できますが、初心者のうちはそれも難しいので、ちゃんと自分が想像した通りのものが作れるか一応確認するといいと思います。
とりあえず完成させて画像をそれっぽく書き出せた方がモチベーションが上がりますし、SNSなどで「こんなの作ったよ!」と言って反応をもらうこともできます。
そういうわけで、動画の最後はどんなところまで説明しているか確認して、ライティングなどの説明が省かれていて難しそうであれば、より簡単で画像の書き出しまで説明している動画を選ぶのがいいでしょう。
先ほど紹介したM designさんの動画ではライティングや書き出しまで説明してくれているので、初心者の方にもおすすめです。
実際に作業するときはわりとすんなりできる
以上のことを事前に行っておくと、実際に作業するときはわりとすんなりできると思います。
料理をするときも、最初にざっと材料や作り方を見て「こんな感じか」と把握しておいた方がやりやすいですよね。
モデリングも同じように、ざっと全体を確認しておくとやりやすいなと気がつきました。
よかったらぜひやってみてください!
とりあえず完成させて発表する
完成形の話が先ほど出ましたが、「とにかく完成させて人に見せる」というのは、成長する上で非常に大事だと思っています。
「ここがダメだったな」「もうちょっとちゃんと作ってから見せたい」と思うものですが、ダメでも微妙でもとりあえず完成させてやりきって、また次に行くと成長が早いです。
これは、ブログから学んだことです。
「文章うまく書けないから練習してから書こう」と思ったら、いつまで経っても記事は増えないですよね。
途中まで書いて下書きに入れてしまうと、下書きの99%はゴミ箱行き、というパターンも何度も経験しました。
途中でやめずに、とにかくやりきって完成まで持っていくことを第一として、ずっとブログを書いてきました。
モデリングなど何か作るときはなんでも同じだと思うので、「完成させる」ことをぜひ大事にしてみてください。
何か少しでも参考になれば幸いです!
未経験から3DCGデザイナーを目指すことにした話はこちら↓
独学で3DCGデザイナーになることは可能か考えてみました↓